東京21法律事務所所属

弁護士 広津 佳子  Lawyer Keiko Hirotsu Official Site

　熊本地震は、２０１６年４月１４日午後９時２６分頃の発生に続き、本日の未明（午前１時２５分頃）にも、熊本県内で大きな地震が発生しました。被災された方に、お見舞い申し上げます。
　
　この熊本地震は、中央構造線と呼ばれる活断層が集中している地域で発生しているそうで、中央構造線は、九州から四国の北部を通り、紀伊半島、愛知県、長野県、そして、関東平野を横切り、茨城県まで、１０００キロ以上伸びているそうです。今朝、聞いていたラジオによると、中央構造線の“終点”は茨城県の鹿島神宮だそうで、そういえば、鹿島神宮境内には、地震を起こす”なまず”を押さえ付けていると言われている「要石」があることを思い出しました。

　この中央構造線は、活断層が集中している箇所ですので、専門家によると、今後、中央構造線による巨大地震、つまり、南海トラフ、首都直下地震の発生が懸念されているようです。さらに四国の愛媛県には中央構造線から３０キロの近距離に伊方原発があります。福島原発のような被害を防止するべく、改めて安全性の再確認が望まれるところです。伊方原発では、プルトニウムの利用が予定されているようです。

　今朝、自宅近くのスーパーで買い物をした際、１ℓのペットボトルを３ダース購入し、スーパーに配送を依頼している高齢者ご夫婦を見ました。自宅で備置するためのものか、被災地への救援物資なのか分かりませんが、私も、新潟中越地震以降、事務所の自分の机の下にて備置するようになった防災用グッズの再点検と、記録の下敷きにならないよう、机や書庫の整理を試みたいと思います。