東京21法律事務所所属

弁護士 広津 佳子  Lawyer Keiko Hirotsu Official Site

ブログ
2016/3/19
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」
 昨年12月に世界で公開された、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の劇場公開は3月末で終わりますので、先日、慌てて鑑賞いたしました。
 
「フォースの覚醒」はエピソード7に当たるものですが、実は、私は、エピソード1から6まで見たことがありません。「スター・ウォーズ学」(新潮新書)を読んで予習していたものの、やはり、これまでの人物関係の把握が足りず、理解が不十分でした。ネットでは、ファンの方が、個々の場面の意味合いや今後の展開について、さまざまな解釈や予想をされていますが、鑑賞後にネット上の感想を拝見すると、なるほどと思った次第です。ウォルト・ディズニーに買収された後の新作とはいえ、ルーカス氏の壮大な構想の下に製作されていますので、やはり、奥の深さを感じました。

 私の浅い理解でも、アナキンは息子のルークとハン・ソロに殺され、エピソード7で登場したカイロ・レイは父親のハン・ソロを殺し、最後は親子間の戦いという一面は理解できましたので、自分の行いを修め正して、家庭をととのえ治めることの大切さ、「修身、斉家、治国、平天下」の大切さを痛感いたしました。
 
 そういえば、本日放送の朝の連ドラの「あさが来た」でも、日本女子大学に家政学部を設立した趣旨が説明されていました。日本女子大学の創設者である成瀬仁蔵氏は、日本では学問として認められていなかった「家政学」を単なる女性の家働ではなく、日本において女性が身につけなければならない学問であり、かつ科学に基づく1つの学問として家政学部を設立し、生理学、衛生学、家庭応用理化、経済学等も必修としたようです。「家庭」というものを基本に考えていたようです。

 「北斗の拳は壮大な兄弟喧嘩である」とよく言われますが、「スター・ウォーズは壮大な親子喧嘩」かもしれません。「北斗の拳」、「スター・ウォーズ」、「あさが来た」は、まるで共通項がないものの、これらを見た私は、「世紀末にも旧銀河共和国にも家政学部があれば平和だったかもしれない。やはり社会の基本は、”家庭”である。」と再認識をさせられた次第です(笑)。まさに、「フォースと共にあらんことを」です。
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