東京21法律事務所所属

弁護士 広津 佳子  Lawyer Keiko Hirotsu Official Site

ブログ
2018/9/30
「劣化するオッサンの処方箋」を拝読しました
「劣化するオッサンの処方箋」は、ビジネス書大賞2018年準大賞受賞作である「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか」の著者である山口周氏の著作です。タイトルも記述内容も、刺激的ですが、興味深い指摘が多数ありました。

 印象に残ったのは、これからは、3ステージではなく、4ステージモデルで考える時代であるという点です。4ステージとは、0~25歳までの基礎学力をつけるファーストステージ、25~50歳までのいろんなことにトライをして経験を積み、自分の得意と不得意を理解するセカンドステージ、50歳~75歳までの世の中に実りを返していくサードステージ、75歳~100歳までの余生を過ごす時期に分けられ、人生のピークがかなり後半側にシフトするので、仕込みの時期が長くなることを意味します。実りのあるサードステージを過ごすためには、セカンドステージの過ごし方、特に学びの密度を上げることが重要だが、チャレンジの難しさは、チャレンジそれ自体より、何かを止めることにあるとありました。

 私は、40代後半で、そろそろセカンドステージを終えて、サードステージに入ります。自分のセカンドステージは、安定していたとはいい難いところ、不安定であったが故に、自分の強みと弱みを認識し、新たなチャレンジをせざるを得なかったことに、今は、たいへん感謝をしています。まだまだ、新たなチャレンジを続けたいと思います。

 ところで、数年前に、「妻がオッサンになりました」という著書が話題になったことがありますが、最近、立ち上がるときや座るときに「よいしょ」等と声を出すことの多い私は、夫から、「オッサン化した」と言われることもあり、これ以上、言動が“オッサン化”しないための努力も必要です(笑)。しかし、そういう夫も、私以上に、動作に声が伴うことが多い印象です。
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