東京21法律事務所所属

弁護士 広津 佳子  Lawyer Keiko Hirotsu Official Site

ブログ
2017/8/26
丹波国も奥が深い
 夏休休暇を利用して、京都の亀岡に行き、丹波七福神のお寺をめぐりと丹波国一之宮の出雲大神宮に参拝しました。
  七福神巡りは、全国各地にありますが、ネット情報だと、日本で一番早くめぐることができる七福神めぐりだそうで、確かに半日もかからずに回ることができました。山べりに沿って七福神のお寺があるため、山裾から一面の青空と稲作の景色を見ることができ、圧巻で、誠に美しい景色でした。日本らしい風景を楽しむことができるお勧めのコースの1つです。

 さらに印象深かったのは、丹波国一之宮の出雲大神宮です。パワースポットあるいは縁結びとして有名なようで、女性連れの参拝客や若いカップルが多く、真名井の井戸水の湧水におみくじをひたして、浮かび上がる託宣の結果を楽しまれていました。
 井戸からほんの5分ほどご神体の山を登って境内の奥まで足を運ぶと、さらに数多くの磐座があり、また、これ以上御神体の山の登れないようにするしめ縄が張ってありました。大きな岩々を産みだす御神体の山の神聖さ、パワースポットの言葉では言い表せない何かを古代の人が感じたのもうなずくことができる厳粛な空気に身を包まれて、大変興味深いものでした。

 午後5時過ぎに、参拝を終えて亀岡駅に向かって保津川付近を歩いていたら、不思議な光景が目に入りました。保津川下りの遊覧船がクレーン車につり上げられていたのです。見れば、下流から上流に向かって、遊覧船を数隻積んだトラックがひらすら走り、戻された船は、クレーン車で船止め場に置かれるようでした。
 私は、遊覧船はサケのように川を遡上するのかしらと思っておりましたが(笑)、どうも、保津川下りの遊覧船は、嵐山から亀岡までトラックで戻されるようで、京都から亀岡へと抜ける国道9号線(山陰道)では、船を積んだトラックがひっきりなしに走っていました。保津川下りの「秘密」を知ることができたような気がして、丹波国も奥が深い、また来ないといけないなと思いました。
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