東京21法律事務所所属

弁護士 広津 佳子  Lawyer Keiko Hirotsu Official Site

ブログ
2016/5/2
足立区 千住付近を歩きました
 ゴールデンウィークを利用して、足立区の千住付近を歩いてみました。江戸時代の千住は、江戸四宿(板橋宿、品川宿、内藤宿、千住宿)の1つで、品川宿や内藤宿より人口や家数も多く、宿屋より商家の多いまちだったようです。
 江戸時代は間口に対して税金が課されていたため、間口が狭い町割りの名残は現在でも残り、千住をほぼ南北に貫く旧日光街道周辺は、魚の骨のように細かい路地が残っています。商家も数軒保存されていて、外観だけは見ることができます。

 また、千住付近には、駅前の東京電機大学、東京藝術大学千住キャンパス、隅田川近くに立派なキャンパスとグランドを有する帝京科学大学、3年B組金八先生の舞台となった桜中学の校舎を利用した東京未来大学、東京放送大学(足立学習センター)と5つの大学があり、街中は、老若男女の姿が見られ、非常に元気な街という印象を受けました。

 千住七福神も廻ってみましたが、お正月にならないと御朱印がもらえないようです。ただ、興味深かったのは、大黒天を祭る千住氷川神社は、ラジオ体操発祥の地だそうです。ここは御朱印をもらうことができました。

 路地裏には、東京のチェーン店ではない地元の飲食店が多く並び、しかも、学生が多いという影響なのか、リーゾナブルな価格設定です。ゴールデンウィーク中に賑わっているのも、納得した次第です。路地裏の酒場に、女性だけで入店している様子も見ました。
 
 足立区と言うと、実は、都内で最も治安が悪いという、あまりよい印象を持っておりませんでしたが、千住付近はそんな印象はありません。いろんな世代の方が生活され、活気があり、とても生活しやすい街だと思いました。足立区は銭湯も多いようで、“遠くの温泉より、近くの銭湯”というキャッチフレーズにあるとおり、銭湯ツアーをしてみようと思います。
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