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弁護士 広津 佳子  Lawyer Keiko Hirotsu Official Site

ブログ
2014/10/14
指原莉乃氏 逆転力
AKB48オタクの知人から、指原莉乃氏の「逆転力~ピンチを待て~」の発行は、”我々にとって歴史的事件である”と聞かされていたので、2014年10月11日から13日までの連休を利用して読んでみました。本年8月11日に第1刷発行後、9月18日には既に第4刷まで増刷された人気の本です。

 指原莉乃氏は、不登校、ひきこもりの生活から、アイドルを目指して研究生として大分から上京し、AKB48のメンバーとして活躍するも、恋愛御法度のルールを破り、男性との交際が週刊誌に報じられ、活動が始まったばかりの福岡・博多を拠点とするHKT48に移籍します。そして、2013年の総選挙では見事1位となり、彼女をイメージして作られたという「恋するフォーチュンクッキー」は、昨年大ヒットしました。本年2014年の総選挙では2位でしたが、「ピンチをチャンスと捉える」という名スピーチも生まれたのは、記憶に新しいと思います。

 ということで、なかなか魅力的な指原氏の著書「逆転力~ピンチを待て~」は、私の予想に反し、おもしろかったです。私が特に印象的だったのは、「土俵を変える」というくだりです。HKT48の劇場支配人でもある彼女は、メンバーのプロデュースとして、①土俵を変えて得意分野で戦う、②ファン目線で考える、③話題になるフックを仕掛けて全国へ広げる、④「エースを作る」ことと「打順を回す」ことを両立することをモットーとしているそうです。
 そして彼女は、「ライバルはいない」と言っています。ピンチをチャンスと捉える、彼女ならではの考え方ですね。まさに、”天下無敵”なのだと思います。

 そして、この著書の中で、もう1つ気になったのは、たかみな(高橋みなみ)氏が彼女を励ましていることです。たかみな氏は、AKB48の総監督になるために生まれてきたとも言われ、彼女の存在がAKB48の強さだとも言われていますが、この著書を見ても、素敵な人なのだと思いました。
 この本は、「講談社AKB48新書001」として発行されています。AKB48のメンバーによる第2弾、第3弾が期待されるところです。
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